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高耐候性

デッキやルーバーの二層中空品は、基材層と表層は異なる樹脂を使用しています。表層は耐候性が優れているASA樹脂を使用しています。ASA樹脂は屋外使用での実績も長いプラスチックで、変色が少なく長期の強度保持性にも優れています。
木材のようなささくれや干割れもなく、超促進耐候性試験30年相当の試験での変色は木材に比べて非常に少なく、メンテナンスコストの低減に貢献します。

吸水割れしにくい

プラスッドは、化学的に木材との相溶性が高く、吸水割れしにくいという特徴があります。
プラスッドの主原料であるABS系樹脂は、木粉成分であるリグニンとの相溶性が高く、木粉との化学的な接着強度が高いという特長があります。
一般的なPP系人工木材と比べて木粉との密着性が高いことから、屋外使用でも割れが起きにくく、長期間安全に使用することが可能です。

高強度・高剛性

プラスッドはABS系樹脂を使っているため、PP系人工木材に比べて曲げ強度や曲げ弾性率が高く、同形状であれば、破壊強度が高く、たわみにくいといえます。
下記グラフは、曲げ強度や曲げ弾性率の温度依存性をあらわしており、PP系人工木材より優れた強度となっています。

再生木プラスッドの製造工程

耐腐朽性

オオウズラタケ、カワラダケによる12週間の強制腐朽試験後も全く腐朽していなく、高い防腐性能があります。

防腐性能試験結果※

試験体 供試菌名 質量減少率 判定
プラスッド(ソライエデッキ床板) オオウズラダケ 0% 〇腐朽しにくい
カワラダケ 0%
天然木(杉材) オオウズラダケ 14.7% ×腐朽しやすい
カワラダケ 24.3%

※試験は、JIS K-1571(2010)「木材保存剤-性能基準及びその試験方法」に準拠し、褐色腐朽菌オオウズラダケ、白色腐朽菌カワラダケを用いた強制腐朽試験によって実施。
※記載されているデータは、当該試験方法に準じた第三者機関による測定値の代表例であり、保証値ではありません。

防蟻性

プラスッドは木粉を樹脂がつつみこむ構造。3週間のシロアリによる強制摂食試験後も食害は全くなく、高い防蟻性があります。

防蟻性能試験結果※

試験体 質量減少率 判定
プラスッド(ソライエデッキ床板) 0% 〇食害を受けにくい
天然木(杉材) 11.5% ×食害を受けやすい

※試験は、JIS K-1571(2010)「木材保存剤-性能基準及びその試験方法」に準拠したイエシロアリを用いた強制摂食試験によって実施。
※記載されているデータは、当該試験方法に準じた第三者機関による測定値の代表例であり、保証値ではありません。