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CO₂固定と木材利用

「温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる」

カーボンニュートラルの実現に向け、政府は2050年までに上記の達成目標を掲げています。
木は成長期にCO₂を吸収し、腐ったり燃やされない限り、そのCO₂は地球上に排出されません。
建物に木材を利用することは、その建物の寿命が尽きるまで地球へのCO₂排出を低減することを意味します。
出典:環境省ホームページ

木材利用とプラスッド

CO₂を固定できる再生木

プラスッドには福井県産木材をはじめとする各地域産材や、建設現場内に根づいていた木を伐採・木粉化し原料に活用しています。
同量の木材にはかないませんが、CO2の固定に貢献しています。
天然木には香りや木目といった特有の良さはあるものの、外部使用時の長期耐久性や維持管理費用の面で一部懸念も残ります(特に雨掛かりや紫外線)。
こういった理由から、CO₂を固定しながら長期耐久性もある再生木プラスッドは市場から選ばれ続けております。

再生木プラスッドの製造工程

森林はなぜ間伐が必要なの?

間伐を行うと光が地表に届くようになり、植えた木の間に生えた草木が地表を覆うことで、森林の持つ多面的機能が増進します。
間伐をしないと、風を受ける樹冠が上方に移動するため、幹も細くなり、もやし状の森林となってしまいます。また、陽光が差し込まず、下層植生が失われると、降水による土壌流出が生じる危険性があります。間伐した森は、幹や根が太く、草木が繁茂し、災害等にも強くなります。

出典:「森林資源の循環利用を担う木材産業」(林野庁)

CO₂固定量の実績紹介

「エコリーフ」環境ラベルを取得

プラスッドは、デッキNDおよびルーバーJF3050CA・JF3050CNにおいて、「エコリーフ」環境ラベル(タイプⅢEPD)を取得しており、地球への環境負荷を見える化することで二酸化炭素削減に貢献します。
デッキNDは根太や支持脚などの下地も含んだ納まり全体で、ルーバーは押出製品単体1本(長さ4m)当たりにおいて試算しております。

「エコリーフ」環境ラベルはLCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を用いて資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品の全ライフサイクルステージにわたる環境特性を多面的、定量的に評価し、開示する環境ラベルです。ISOが定める「タイプⅢ(ISO14025)」に該当しています。

タイプⅢEPD環境ラベル エコリーフを取得した商品は、ビル建築の施主や工事業者が、グリーン調達のための判断
材料となり、米国グリーンビルディング協会が管理するLEED認証においても、エコリーフを取得した商品を使用することで認証時の加点項目になります。