壁紙の国内生産量や廃棄量について
建物から出る壁紙の廃棄量が大きな問題になっていることをご存じですか?

国内で生産されている壁紙の約93%が塩化ビニル系
耐久性が高く、メンテナンスが簡単であるというメリットの反面、焼却時に毒性のあるガスが発生する可能性もあり、処分しきれないものは埋立てするというデメリットもあります。
できる限り廃棄を減らす努力を各企業ともされておりますが、それでも製造時や、新築・リフォームの施工・解体時などには相当量の廃棄物が発生していると推測されます。
できる限り廃棄を減らす努力を各企業ともされておりますが、それでも製造時や、新築・リフォームの施工・解体時などには相当量の廃棄物が発生していると推測されます。
課題POINT
※4千t=一般的なゴミ収集車の2,000台分
壁紙の廃棄物は床材や猫砂などの用途に再利用されているものの、様々な理由で利用されていないものが4千t/年ほどあり、それらはゴミとして埋立られていると言われています。
※4千t=一般的なゴミ収集車の2,000台分


廃材をアップサイクリング
╲埋め立てが問題の塩ビクロス廃材を活用した、遮音材がサイレントドロップです/

【流れ】
① メーカーの工場より発生する廃材。
② 塩ビクロスを紙と樹脂に分離せずに粉砕。
③ 粉砕した塩ビクロスに軟質塩ビを加え、重さや粒をコントロールして、フレーク状に加工。
④ 袋詰めして遮音材”サイレントドロップ”の完成。
① メーカーの工場より発生する廃材。
② 塩ビクロスを紙と樹脂に分離せずに粉砕。
③ 粉砕した塩ビクロスに軟質塩ビを加え、重さや粒をコントロールして、フレーク状に加工。
④ 袋詰めして遮音材”サイレントドロップ”の完成。