FEATURE

原料から和紙、和紙から越柊へ

1500年以上の歴史をもつ福井の伝統工芸『越前和紙』。
当社独自の技術により、職人の想いがこもった越前和紙は不燃手すき和紙化粧板『越柊』となり、皆さまのもとへ。

1500年受け継がれる想いと技

越柊の和紙を製作くださっているのは福井県越前市「和紙の里」の職人たち。
伝統工芸士が交代で地域の小学生に紙漉きを教えるなど、子供のころから和紙が身近にある地域です。

越柊は全部で6柄展開。
柄ごとに使用する道具も変わり、中には職人の手作りの道具も。
水を当てる角度、水圧、手の動かし方…。
職人の手作業で描かれる柄からも、積み重ねられてきた長い年月を感じます。
ひとつひとつが手作業のため、表情が少しずつ異なり、1点モノのような味わい深い製品となります。

和紙を建材に -不燃認定の取得-

フクビ本社がある福井県の伝統工芸品「越前和紙」の魅力を多くの人に感じてほしい。
建材メーカーとして培ってきた技術を和紙にも活かせないか?
そんな想いから生まれたのが越柊です。

より多くの人に触れてもらい、安心してご使用いただくために不燃材料認定の取得は重要です。
紙は燃えるものという常識を覆すべく試行錯誤を重ね、和紙のもつ柔らかな雰囲気やあたたかみを余すことなく伝えられる極薄コーティングを実現しました。

1500年以上前から脈々と受け継がれてきた技術と想い。
これからも続いていく和紙の歴史の中に、建材としての和紙も新たな1ページをつくってまいります。