FEATURE

和紙の里をおさんぽしてきました

初夏を迎え、街路樹の緑もますます青々としてくる6月になりましたね。私の地元では田んぼの麦の穂が色づき始めるのもこの季節です。

今回は【福井県 越前市 編】後編ということで、同じく田んぼが広がる福井県にお邪魔してきました!

和紙の里へ

福井県 越前市には和紙職人や和紙を作る為の道具を作る職人が集まる「和紙の里」という場所があるのをご存じですか?

こちらの地域では約1500年もの間、紙すきの技術を継承しています。日本に紙が伝えられた4-5世紀ごろには既に優れた紙を漉いていたそうです。(※諸説あり)

和紙の里通りを抜け、「大瀧神社」という日本で唯一紙の神様を祀っている和紙の聖地へ。

こちらの地域で和紙が漉かれ始めたのは川の上流に女神が現れ、紙すきの技を里人に教えたからだといわれており、女神を「川上御前」と崇め紙の神様として祀っています。川上御前に見守られながら、伝統を紡いできた地域なんですね。

越前和紙と越柊の繁栄を願いこちらの神社でお参りをしてきました。

お参りが終わった後は、和紙漉き体験ができる施設へ。

前回の池ちゃんさんぽで職人さんが和紙を作る工程を見学させていただき、私も作ってみたい!という気持ちが我慢できませんでした。

実際に紙を漉いてみると、水にとろみがあり木の枠を動かすことが難しかったです。
職員の方によると、紙を漉くときに注意していないと厚みムラなどができてしまい、均一な品質を維持するのが難しいとのこと。

あんなに大きな和紙を漉ける職人さんたの凄さを改めて感じました。

おまけ

紙の神様とされている川上御前と、私の上司である川上さんのW川上(さん)コラボレーション写真です。

上司から掲載許可を頂きましたので載せちゃいます!