徹底した防水対策に取り組まれている、愛知県の株式会社不動産SHOPナカジツ(ビルダー)の品質管理部課長 様にお話しを伺いました。
導入したきっかけ
“職人さんの技量による品質のバラつきを改善したかった”
元々、透湿防水シートと防水テープで処理をしていました。
防水テープは隙間ができやすく、現場によってかわる職人さんの作業ごとに差が出ることが課題でした。当社が施工品質基準を設定していても、外壁工事業者や実際に施工する方との認識違いにより現場工程がスムーズに進まない事もあります。
現在は防水検査体制を構築し実施していますが、以前は今ほどまでの確認体制が確立されていなかったため、現場監督の防水確認不足がありました。
そこで、施工性・品質面の向上のため、ウェザータイトを採用しました。
導入後の効果
課題であった職人さんの技量による品質のバラツキがなくなりました。ウェザータイトを使用することで漏水リスクが減るため、職人さんにも安心して受け入れてもらえたと思います。
他社メーカーが出している製品は白色や透明系が多いのですが、
ウェザータイトは緑色のため、遠目から見た時の防水対策が一目瞭然ですね。
バルコニー用の一体タイプは施工が楽で安心感があります。壁厚を変更する際には、組合せタイプという選択肢がある点も良いです。一体タイプと組合せタイプの両方をラインナップしているのはフクビさんぐらいですね。選択肢が多いため助かっています。
ウェザータイト採用部位に関してのお施主様からのクレーム等はありません。
その他取り組まれている防水対策
屋根の壁との取り合い部、下屋などで生じる三面交点部は、ルーフィングを立ち上げて、防水テープ処理するというやり方をしていており、検査体制を徹底して行っております。
最近では、軒ゼロの箇所にて、通気層を阻害せずに防水もできるやり方を課題に掲げ、取り組んでいます。