東京都板橋区の3階建てのマンションにサイレントドロップをご採用いただきました。ご採用経緯とその後のご体感を、小宮恒産株式会社様 代表取締役専務COO 小宮 慎治様にお聞きしました。
音を発する側からしか対策する方法はないと思っていた
導入前の課題を教えてください。
新型コロナでおうち時間が増えた事もあり、当社保有のマンションの一部で、入居者様から音に関するクレームが急増しておりました。音対策については自分でも調べてみたり、工務店などへも相談はしたのですが、音を発する側(発生源)が対策する必要があるというのが共通の答えで、他の入居者様が住まわれている状況の集合住宅においては、音対策は難しいとの考えに至りました。
そうなると大家として出来ることは、全住戸に対して『近隣に気を遣いましょう』といった主旨のポスティングぐらいなのですが、これが近隣不信を誘発し、負のスパイラルに陥っていくのではないか?といった心配は常に頭の中にありました。
”室内側からできる重量床衝撃音対策”という言葉に大きな衝撃
製品を知ったきっかけを教えてください。
悶々とした日々を過ごす中、2021年9月のリフォーム産業フェアで運命的な出会いがありました。視察しようと思っていたブースに立ち寄る途中に、ふと顔をあげると音対策の展示をしているフクビさんのブースが目の前にありました。これがサイレントドロップとの出会いです。
興味本位で立ち寄ってみると『室内側からできる音対策』『重要床衝撃音が改善!』など、自分で調べた限りでは考えられないフレーズが社員の方から発せられ、大きな衝撃を受けました。その場で自分が抱えている課題をお話し、自社物件への誘導に向け具体的に話を進めたい旨をお伝えしました。
退去が発生したタイミングで順次導入したい
ご採用後はいかがですか?
展示会後、さっそく工務店に対しサイレントドロップの施工をお願いし、当時空き部屋となっていた二部屋に入れてみました。音に関するクレームが減少したように感じます。今後も退去が発生したタイミングで順次導入し、全住戸採用するつもりです。